ただの”猫”に込められた意味を考えようの話。

普段、レシートをもらったりチラシをもらったりすると、
いつもバックの中にそのまま突っ込んでしまうため、俺のバックの中身は常にグチャグチャである。

さすがに一度整理をしないと、バックなのかゴミ箱なのかわからない状態になってきたため中身をすべて出してみた。

 

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 すると、まったく心当たりのない”丸まった猫”の小さいフィギュアが出てきた。

 

親指の第一関節くらいの大きさだろうか。
バックの中から転がってきたときは、虫かと思いすごく驚いた。


そんなことよりも、一体、この猫のフィギュアはなんだ。


大きさ的にガチャポンか食玩のおまけか何かだろうか?

間違いなく言えることは、俺のものではないということだ。

それはなぜかと言うと、こういう類のものを買い揃えるような高貴な趣味はないし、ガチャポンも食玩も買った記憶がないからである。


では、何かの拍子に俺のバックにでも入り込んだのか?
しかし、こんなものがあるような場所に行った覚えもない。

そうなると満員電車や人混みに遭遇した際に、誰かのものが何かしらの拍子で偶然、入り込んだのだろうか?


「そんなことが有り得るのか・・・?」


こうなってくると”誰かが故意に俺のバックに入れた”という可能性も出てくる。
だが、それはそれでとても怖いことである。

そもそも、何が目的で誰がそんなことをする必要があるのか。

俺は考えた。

 

「故意にバックに・・・言うなれば・・プレゼント・・・プレゼント!!」

 

そういえば、「マフィアは殺す相手にプレゼントを贈る」と聞いたことがある。
もしかしたら、この猫のフィギュアはそういった意味合いがあるのでは。

確かに俺は、みんなから愛され、人望も厚い素敵な好青年である。
それ故に、俺のことを裏で恨んでいる人物がいてもおかしくはない。

まさか、その恨みをもつ者による指金でマフィアが・・・。

 

いや、待つんだ。

ここは一度、冷静になるべきである。
まだ答えを出すには時期尚早だ。

 

何か大きなヒントを見逃しているのかもしれない。

・・はっ、もしや”猫”になにかしらの意味が込められているのでは?


「猫・・・・ねこ・・・・ネコ・・・・ネコ!!」

 

そうだ、聞いたことがあるぞ。
”ネコ”は新宿二丁目的な男の世界において、”性行為でリードされる側”の隠語のこと。

つまりこれは、そういう系の男性から「あなたを狙っています」「舌なめずりしています、ペロペロ」というメッセージを込めて、俺のバックに忍ばせたのかもしれない。

 

「くそ、そういうことか!」

 

確かに俺は、この可愛らしいフェイスからは想像できないような、野性味溢れるムキムキマッスラーでもあるため、「そういった方達から人気がありそうだ」と過去に友人に言われたことがあった。

しかも、驚くことに、少し前に新宿二丁目界隈を歩いたことがある。
もうここまで来ると「その時にバックに入れられた」と考えるべきだろう。

 

・・・・いやいや、もう一度落ち着こう。

 

ここは漫画でも読んで気持ちを落ち着けるべきだ。

俺は本棚に向かい、本当に何気なく目に入った一冊の漫画を手に取った。

 

 

 

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「ね、猫・・・!」

 


呪いだこれは。