ただのヤバそうな病気かもしれないの話

病院に行ってきた。


俺と言えば、誰が最初に語り出したのかは知らないが「15歳まで野生のゴリラに育てられた」「両親がビックフット」「20歳まで洋服を着たことがなかった」「野性のトラ3頭に囲まれたが勝った」「主食は猛毒コブラ」「麦茶代わりにパンダの生き血」等々、
とてもワイルドな逸話を持っている元気満々の野生児として有名だ。


しかし、それは所詮、語り草。


実際は、ボクシング中継を見ながら、マネして「シュッシュッシュ」と拳を前に出していたら次の日から2日間、筋肉痛で腕が上がらなくなる。
甲子園中継を見ながら、雑誌を丸めて素振りのマネをしていたら腰を痛める。
近くの本屋に行くために自転車を10分ほど漕いだら足をつる、等々、とてつもなくか弱い人間なのである。

そんなか弱い俺は、最近、特に心当たりのない”肩甲骨の痛み”に襲われている。


普段ならば「まあ、そのうち治るだろう」で放っておくという、放任主義治療に任せているのだが、たまたまネットで「肩甲骨 痛み」と調べたところ、

”肝臓がん””肝炎””膵臓がん””胃炎””膵炎””心筋梗塞といった、
「ヤバそうな病気オールスターズ」の方々の名前がバシバシと出てきて、さすがに怖くなってしまった。
4番・ピッチャー、心筋梗塞


こういった病気は早期発見、早期治療が一番、
不安に思ったのならば、すぐにでも病院で診察を受けたほうが良いのだ。

 


そんなわけで病院に行くことにしたのである。


病院に着くと、待合室に、
「知っていますか?心筋梗塞」という啓発ポスターが張ってあるのが目に入った。

「嫌な予感しかしない」

さっそく顔が曇り出したという。


診察が始まると、医者から「どこかにぶつけなかったか?」「以前に痛めたことはあるのか?」など体に関する質問を幾つかされた後、肩甲骨の部分を触られた。

医者の手がとても冷たかったのを覚えている。

そして、一通り肩甲骨のチェックを終えると、
「ふう」とため息を吐き、黙り込んでカルテのようなものを書きだした。

俺はこの瞬間に「何かしらの病気だな」と確信した。

「黙り込んだのは、きっと病気のことをオブラートに包むために言葉を選んでいるんだ」

そうでなければ、黙り込むことがあるだろうか。


・・・そうだ、何かしらの病気を宣告されたら「takaさん頑張って寄金」を設立しよう。
ブログを通じて大金を集めよう。
ブログを読んでくれている人達は俺のことが大好きに違いないから、お金を出してくれるだろう。


そんなことを考えていると、医者が筆を止め、俺の目をビッと見た。

緊張の瞬間である。

しかし、もうこの際、どんな病名を言われようと受け入れるつもりだ。

「まずは治療に専念しよう」

俺はそう心に決めた。

すると、医者からは驚くべき言葉が発せられた。

 


「うん、運動不足ですね」


驚愕である。
驚愕過ぎて「ふぇっ!?」と思わず、可愛らしい言葉を発してしまったほどだ。

 


「座ってばっかりで全然運動してないでしょ」
「ダメだよ、体は動かさなきゃ」

と、軽い説教のようなものを受けた後に、ストレッチの仕方などを教えてもらい診察は終了となった。

わざわざ医者に出向いて、「運動不足」という診断を受ける恥。
こんなことではダメである。


俺は心を入れ替えることを決めた。

もうこれからは体を動かさなければ・・・
今回はたまたま大丈夫だっただけで、運動不足が原因で病気を引き起こすことだってある・・・。


「そうだ!時間もあるし、ライザップにでも通ってみようかな」

以前からライザップに興味があったことは事実。
今回のことが、いいきっかけとなったのかもしれない。

そう思い、すぐにライザップの公式サイトを眺めた。

 

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高っ。


俺は「takaさんをライザップに通わせよう寄金」の設立をここに宣言したのであった。