ただの編集者の怪しい目的とは一体・・・の話。

「春に関することを2000文字程度で書いてください」

という依頼を3月初旬に受けた。

春と言えば桜や新学期、出会い別れ、など色々なことを発想しやすいために、
非常に書きやすいテーマと言ってもいいだろう。


だが、そんな発想は素人のやることである。

みんなと同じような発想で物事を書いても、平均点は取れるだろうが、
90点以上もしくは100点以上の文章を完成させるには非常に難しいことだと思う。

”みんなが前を向いているときに一人横を向く発想力”

これがオリジナリティ溢れる文章を書くとき、俺が一番大切にしている考え方である。
常に人と違った目線で物事を見るようにしないと、オリジナリティや面白いことは生まれないのだ。

その点、オリジナリティ溢れるユーモアセンスの塊である俺は、
今回、春がテーマということで、名前に「春」が入る有名人のことについて書くことにした。
この常人では思いつかない、素晴らしい発想力。


村上春樹に始まり、春日俊彰松山千春春香クリスティーンから春一番まで・・・

結果的にはここでお見せできないのが残念なほどに、
全人類が笑い転げるような、とてつもないくらいの面白い文章を書き上げ提出することができた。


「これは素晴らしい文章になった、人類に笑いの革命が起きるぞ」

それほどの力作であった。


それが先週の初めくらいだっただろうか。

 

 

そして、本日、4月1日。


担当の編集さんから、驚くことに
「間違えて送ってもらった文章を削除してしまった」というメールが届いた。

メール内でとても謝られたのだが、北海道ほどの心の広さを持っている俺はまったく気にしていないし、すごく謝られたので、逆に申し訳なくなったほどである。

なので「全然いいですよ」という内容でメールの返信をすると、
またしても驚くことに「上の者とお詫びしますので、弊社までお越しください」と言われた。

なぜ被害を受けた側である俺がお詫びをうけるために、
わざわざ会社にまで行かなければならないのか、とても引っかかった。


「これは何かあるぜ」


こんな時に大事なのは、まさに
”みんなが前を向いているときに一人横を向く発想力”


俺はこの考え方のおかげで、すぐさまあることに気が付いた。

 

「今日は・・・4月1日、エイプリルフール!」


すなわち、文章を削除してしまったことは嘘で、
俺をどうにかして会社に呼び出そうといているのではないだろうか。
まさか、そこで俺に内緒で計画でもしていた
「takaさんおめでとうパーティ」でも開催するつもりなのではないだろうか、と。

しかし、冷静に考えてみると、誕生日でもなければ何の記念日でもないし、
俺に関わるパーティが開催されるとは考え難い。

なんだ、彼らは一体何が目的なんだ。

俺が可愛いから誘拐や監禁を目的にしているのかもしれない・・・・
俺が金持ちだから金銭目当てかもしれない・・・・
俺がモリモリマッスルで魅力的なバディを持っているので体目当てかもしれない・・・

そう考えれば、考えるほど、色々な答えが出てくる。

もはや、考えに考えすぎて
「パーティ・・・パーティ・・・パンティ・・・パンティ!」と、よくわからない答えにまで至ったほどだ。

 

そして、続けざまに送られてきたメールなのだが

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 俺の名前がtakaではなく、全部”take"になっていた。
ここまでくると、もはやワザとこのようなことをしているのであろうか。


「な、なんなんだ、なんかすごく怖い!」

 

どうやら発想力が豊かすぎるのも、問題のようである。