ただのフットサルに誘われて・・・の話

会社の先輩から”フットサル”に誘われた。

何やら4月にフットサルの大会があるらしい。

 

大会といっても、小規模なもので参加チームも「〇〇会社、〇〇商店街、〇〇組合・・」といったような、本当に地域の小さい小さい大会である。


この準備期間がなさすぎる突然な誘いに、
「takaは、ただの人数合わせだろう」と思われがちであるが、こうみえても、俺はスポーツが万能である。
フットサルの詳しいルールはわからないが、
要するに人数の少ないサッカーのようなものだろう。
どんなサルだか知らないが、ゴールにボールを入れればいいことに変わりはない。


もちろん、俺はサッカーも得意だ。

 

子供の頃に、キャプテン翼はもちろん読んでいたし、ゲームでは日本代表を率いて、
ワールドカップで優勝したこともある。
さらには中学校で初めて書けるようになった単語は「soccer」だ。

 

実際のプレイ経験は残念ながらものすごく少ないものの、
戦術や技術というものを目で見て吸収してきたので、大丈夫だろう。

また、サッカー知識も豊富で「カズのラモスが、アルシンドで北島なうえに川口だよね」といった具合に、まるで呼吸をするように選手の名前がスラスラと出てきてしまうほどである。

「俺のシュートがゴールネットを弾き飛ばすぜ!」

もはや俺には自信しかない。

 


やる気みなぎる先輩達からは
「一度集まって練習しよう」と言われたが、答えはもちろん”ノー”だ。

せっかくの土日が勿体ない、体を動かしたくない等々、そんなふざけた理由ではない。
試合の直前の無理な練習などによって、怪我をしてしまっては意味がない、ということを言いたいのだ。
素人はこういう時に張り切り、頑張って練習をしようとするのだが、それはただの怪我のもとである。

普段から鍛錬を惜しまない俺のようになると、何をせずとも当日にしっかりと力を発揮できるのだ。

「知識に勝る練習はなし」

俺は練習参加を断り、キャプテン翼を読み返すことに徹することにした。

 


だが、俺もただ単にこのまま静かに当日を迎えるわけではない。

戦いにおいて最も重要な事をしておく必要があるのだ・・・
そう、それは、対戦相手のデータ収集をすることである。
今や時代は”データサッカー”

何をするにもデータがモノをいうのだ。

さっそく、送られてきた出場予定チームのリストを眺めた。


「まぁ、あまりこれと言って、どうこう・・・」

 

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 今日から、幼児プレイの練習をすることを決めたのであった。