ただのパニーニを知っているか?の話

地元の駅前に新しくコンビニができ、ほぼ毎日のように利用しているのだが、そのコンビニの20代前半くらいのレジの女性店員がお釣りを貰おうとする俺の手を、両手で包み込むようにして毎回お釣りを渡してくる。


きっと、彼女は俺のことが好きなんだと思う。


「それはよくある勘違いですよ」

「精神科に行ったほうがいいですよ」

「takaさんはゲロ不細工だから、ありえないですよ」と、中には言う人もいるだろうが、彼女は会計が済むと決まって、微笑みながら「いつもありがとうございます」とまで言ってきてくれる、これは間違いなく気があるだろう。

これが勘違いでなるものか。


こうなってくると、みなさんは、なぜ彼女がゲロ不細工なtakaさんに恋をしたのか、という要因が気になっていることと思う。

推測するに、このコンビニではブラックコーヒーとパニーニを毎回購入するのだが、数ある商品の中から、パニーニを選ぶという常人の男共では到底辿り着かないであろう、俺の洒落たセンスに彼女は心を奪われてしまったものと思われる。

 

ちなみに言っておくが、パニーニとは、打率216.HR13本くらいの千葉ロッテにいそうな助っ人外国人のことではない。

なんかオシャレな焼き目の入ったパンのことだ。

異性に「好きなパンの種類は?」と質問をされたときなどには、少し溜めてから「うーん、パニーニかな」とでも呟けば、すぐさま女性が服を脱ぎだすレベルのオシャレキーワードなので、モテないキミたちには是非とも覚えていてもらいたい言葉である。

 


次回、利用した際に、またいつものように両手で包み込むようにしてお釣りを渡されたら、いよいよ思い切って「え、あれ?俺のこと好きだよね?」と言うつもりだ。

99%大丈夫だとは思うが、1%の確率で台所の三角コーナーを見つめるような目で「は?死ねよ」と言われる可能性もありうるだろう。

もしそうなった場合は、その場でパニーニを故意に喉に詰まらせ、自害しようと思う。

 

絶対、大丈夫だけど。