ただの松本零士と友人との話

友人が銀河鉄道999宇宙戦艦ヤマトの作者である松本零士トークショー&サイン会に参加したようで、そのとき撮影した松本零士との2ショット写真を見せてきた。

 

 

ちなみにこのイベントは、松本零士のウン万円の絵を購入したもののみが参加できるという限られたセレブイベントだそうだ。

 

こういうことを書くと、松本零士なんて素っ裸にして、100人の全裸のおじいちゃんの中に混ぜたら絶対見分けが付かないじゃないか!そんな人の絵にウン万円も出すなんて・・・!

と言い出す心ない方が決まって現れるのだが、それはとても残念な限りだ。

あなたはもっと松本零士の素晴らしさをしるべきである。

ちなみに俺も将来、漫画家になった際にはこの手法でボロ儲けをするつもりだ。


そして、見せてもらった2ショット写真であるが、せっかくの記念だというのに、友人の横に写る松本零士の顔は、まるで目の前で愛犬が撲殺されているのを黙って見ているかのような、感情をすべて失った顔をしていた。

「何でだろう、何で松本零士は笑ってくれなかったんだろう」と、友人はとても悲しがっていた。

2人で話し合った結果、「きっと松本零士には課金システムが採用されていて、絵をたくさん買うごとにだんだんと表情が笑顔に近づいていくのだろう」という結論を導き出した。

銀河鉄道999にちなみ、購入総額が999万になった暁には、肩を組んで笑顔でピースサインをしてくれるに違いない。


「そうだったんだ・・・俺、もっと絵を買わなくちゃ・・・」


そう力強くつぶやいた友人の目は、まるで、遥か彼方のイスカンダル星を見つめる古代進のような逞しさであった。