ただの男性撲滅結婚理論の話

「最近は、子供は男の子より女の子がほしい、という家庭が多いんですよ」
と、たまたまテレビをつけていたら、専門家がそんな話をしていた。

そこでふっと、
このまま女の子の需要が増え続け、日本中の女性が
「子供は女の子ができたらもう作りません」となれば、
そのうち男女比のバランスはガタガタに崩れだし、
男性が極端に少なくなるのではないか?
そうなることで、俺にも結婚できるチャンスが巡ってくるのではないか?
という天才的な考えを思いついた。
”平成のアインシュタイン”とは俺のことだ。

上手くいけば若い娘さんとの結婚も夢ではない、
可愛い女優さんとだって結婚できるかもしれない。
なぜならば、男性の絶対数が少ないのだから。
まさに「男性撲滅結婚理論」が誕生した瞬間であった。


・・・いや、まて、
そもそも人類が誕生して、何百万年も経っている現在、
もしかしたら既に男女比率は崩れてきているのでは?
早ければ明日にでも可愛い娘さんと結婚できるのではないか?と思い、
少し調べてみたが、今の今まで出生時の男女比はバランスよく保たれていた。

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簡単に言うと、数字が100なら男女同数、90に近ければ女性が多く、
110に近ければ男性が多いというグラフだ。

これを見れば、わかる通り男女比は毎年崩れていることない。
これではどう考えても男を撲滅することは不可能なのだ。

「いやいや、おかしいだろ、平成のアインシュタインの顔に泥を塗る気かよ」
と俺は頭を抱えたが、よく考えてみると小学生にでもわかるような、
ものすごく簡単な仕組みがそこにはあったのだった。

ご存知の通り、人間には男、女の2つの性別しかなく、
男性はXYという染色体をもち、女性はXXという染色体の2つを所持している。

子供には遺伝として、
2つの染色体のうちの1つが渡されるので、母親は子供にX染色体を1つ渡し、
父親はX染色体かY染色体のどちらかを渡すことになるのだ。

つまり、生まれてくる子供は必ず、

XX=女の子
XY=男の子

この上記の2パターン以外に基本的には存在しない。
つまり、俺の考えた理論では感覚的には女性が増えるように思えるが、
数字的にみると、永遠と男女比率が50%の均等に保たれ続けるのである。


なんという神様の計画性だ。
男性撲滅結婚理論は早くも論破されてしまった。


俺の結婚はまだまだ遠そうだ・・・。